どうも、タコ焼き大好きウエスギです。
タコ釣りは釣りとしての面白さというよりも、江戸前タコの味と食感の良さで虜になってしまいましたw
数年前のタコフィーバーに始まって東京湾奥でもタコ釣りが旬の釣りとして定着して嬉しい限りです。
そして、今回のシーズン初のタコ釣りは、絶対にボウズを避けるために朝から干潮をはさんで8時間ガッツリと実釣してきました。
【今回のタコ釣りに選んだタックルとその使用感】
これまではシーバスタックルで狙っていたのですが、今回は「アブガルシア ワールドモンスター WMSC-734H」に「アブガルシア ロキサーニ パワーシューター」というベイトタックルの組み合わせで遊んでみることに!
ラインはpe3号にリーダーがフロロカーボン7号の組みあわせです。
このラインの強さならラインの食い込みによるバッグラッシュもほぼないし、根が掛かりしてもタコエギを1個もロストせずに外すことができました。
しかし、リール本体重量242gの「ロキサーニ パワーシューター」ではロッドに対して軽すぎて先重り感が強かったので、出来れば400g程度のビッグシューターWNシリーズを載せたいところです。
まぁ、ロッドがここまで強い必要もないのでロッドをルアーウェイト2oz程度まで対応のもう少し軽量なモノにしても良いかもしれませんね。
【釣行時の現場の様子】
現場に着くと水の色は緑色の水にわずかに赤茶が混じりだし、夏本番の一歩手前という感じ。
一般的に深い緑色くらいの水色が一番良いとされますが、この湾奥の赤茶の濁りは大抵「赤潮」と呼ばれるものとは別物で、ルアーを見切られにくくしてくれたりプレッシャーを下げてくれるので実は釣りやすい水色だったりもします。
朝から11:30くらいの下げ8部くらいまでは反応が良かったのですが、前日までの雨による影響なのか干潮に近づくにつれて赤茶と白緑のそれぞれの水塊が入り混じるようになって次第に反応が悪くなっていきました。
昨年は下げがイマイチでも上げに変わって赤茶の濁りが入って1キャスト1ヒット状態になったこともあったのですが、今回の上げの赤茶と白緑のまだら潮はダメダメでした。
【東京湾奥でのタコの釣り方】
タコの釣り方としては足元に落としてルアーをチョンチョン動かして釣る方法もありますが、湾奥では足元についているタコは入れ替わり立ち代わり入るアングラーに抜かれていたり、スレているため基本的にキャスティングで狙っていきます。
釣り方の動作を順に解説すると・・・
1,キャスト(テキトーに30~50mくらい海に向かって投げる)
2,フリーフォールで底を取る。
3,~5回巻いてラインを張る。(浮力のあるPEラインの角度を調節するイメージ)
4,ロッドを使ってズル引く。(いわゆる「サビく」という感じ)
もしくはリフト&フォール。(フォール後に着底したら抱きやすいように1呼吸置いて次の誘いに入る。)
5,ボトムの障害物に当たったらシェイキングとステイで誘う。
といった感じです。
シーバスだと流心の流れが効いているところを重点的に攻めて、手前の流れが効いていないところにルアーが来たら回収してしまうみたいに、タコ釣りもタコが身を潜めている障害物を重点的に釣ったほうが効率良いのではないかと考えていました。
でも、実際にタコ釣りをしてみると5よりも4の動作で乗ってくることが大半で、意外と何もないところで乗ってきます。
何もないボトムに擬態しているのか、近くの障害物からアグレッシブに抱きに来るのかは定かではありませんが、常に気を抜かず丁寧に釣りをすることが大切だと感じました。
【今シーズン初のタコ釣りの釣果は・・・】
今回の釣果はトータル10匹くらいでした。
最大が700~800g程度でお持ち帰り7匹でした。
クロダイも朝がピークで釣果は尻すぼみだったようなので今回は魚が水を嫌ってしい「タコフィーバー」とまではいかず「まぁまぁ」な感じでした。
遠足は家に帰るまでが遠足、タコ釣りは美味しい料理を食べるまでがタコ釣りです。
美味しくいただいてタコに含まれるタウリンで夏バテも吹っ飛ばしましょう!
【タックル】
ロッド:アブガルシア ワールドモンスター WMSC-734H
【ルアー】
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!
それでは皆様良きフィッシングライフをっ!!
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