コロナ禍で様々な自粛制限やお家時間が増えたことにより自宅で音楽や動画の視聴時間が増えた方も多いのではないでしょうか?
僕もそれに伴い動画サービスのサブスクを契約をしたこともあって、自宅で動画や音楽を楽しむ時間が格段に増えました。
以前は出先で使用することも考慮して音漏れしにくく携帯性に優れたカナル型ワイヤレスイヤホンをメインに使っていましたが、最近は自宅という音漏れを気にしなくても良い環境で長時間つけてもストレスにならないインナーイヤー型イヤホンの出番が増えています。
さらに動画編集ソフトもいじり始めてヘッドホン・イヤホンの出番がますます増えました。
動画編集用には、エントリーモデルのモニターヘッドホン「audio-technica ATH-M20x」を購入したのですが、編集ソフトの使い方がわからず長時間装着しているとだんだん側圧が気になってくるので「音声にこだわって編集する訳ではないし装着が楽なタイプの方がいいなぁ。」と思い、久しぶりに有線のインナーイヤー型イヤホンを購入しました。
購入したのは「audio-technica ATJ-C505 BL」です。
【オーディオテクニカとは】
オーディオテクニカとは、レコードプレーヤー用の自作カートリッジを販売するために松下秀雄氏が1962年に創業した東京に本社を置く音響機器メーカーです。
現在ではヘッドフォンやマイクロフォンといった音響器機やHDMIケーブルやヘッドフォンアンプ、アクティブスピーカーなどのAVアクセサリーも扱っています。
ソニーやパナソニック、ケンウッドなどと比較すると小さい音響器機メーカーかもしれませんが、最近僕は不思議とオーディオテクニカ製品を手に取ることが多いです。
デザインが良く、製品の価格帯の幅が広いからかもしれませんね。
【「インナーイヤー型」ってややこしい!?】
有線イヤホンでもワイヤレスイヤホンでも、装着の仕方で大きく分けて「カナル型」と「インナーイヤー型」の2種類に分類されます。
カナル型とは密閉型とも呼ばれ、イヤーピースを耳栓のように耳の中に入れて装着するタイプのイヤホンで、密閉性が高く音漏れがしにくいのが特徴です。
音質としては低音や細かい音の描写が得意とされています。
一方、インナーイヤー型とは開放型やオープン型と呼ばれ、耳介にひっかけるように装着するタイプのイヤホンです。
その形状故にカナル型と比べると遮音性には欠けます。
音質としては、音が響くような空間表現能力や臨場感のあるサウンドが得意とされています。
開放型やオープン型と言われればすぐに「耳介にひっかける方ね!」と想像が付きカナル型と区別が付くのですが、インナーイヤー型と言われると「イン(in)でイヤー(耳)だから・・・。」とカナル型の方を想像しそうになりがち・・・。
「インナーイヤー型」という呼び名はややこしい!
【パッケージと本体、付属品】
まず、パッケージはこんなでした!
本体もパッケージもメタリックブルーがイイ感じです♪
中身は、イヤホン本体、取説兼保証書、ケーブルホルダーの3点でした。
取り扱い説明書は、購入日から1年間の保証書を兼ねています。
無くさないように保管しておきましょう!
イヤホンのハウジングはブラックのプラスチック製ですが、側面のメタリックブルーのパーツに音がこもらないためのシルバーのメッシュパネルがアクセントになっていてカッコイイデザインだと思いました。
側面のメタリックブルーのパーツにはオーディオテクニカのマークが入っていました。
イヤホンのケーブルの長さは、3.5㎜ジャック~分岐までの長さが約90㎝、分岐~イヤホンまでの長さは38㎝で全体としては約128㎝となっていました。
3.5㎜ジャック部分はL字型になっています。
ケーブルはしなやかで二股に別れる部分には絞るパーツが付いています。
このイヤホンを選んだ理由の一つが、マイクや音量調節パーツといった余計なパーツが付いていないからでした。
使わない機能にも関わらずそういったパーツは、装着時に違和感をもたらすのでボクにとっては不要なパーツです。
最近はマイクや音量調節パーツが付いているモノが多い中で、付いていないモノを探すのは大変でした。
一応、この機種のリモコン付きモデルもあるのでリンクを貼っておきます。
上がiphone/ipad/ipod専用、下がスマートフォン用となっています。
そして、付属のケーブルホルダーがコチラ!
携帯する人にとってはうれしい付属品ですね。
樹脂製で表面には「audio-technica」のロゴ。
ケーブルを止める部分はかなりガッチリとケーブルがハマり、反対側は引っ掛けられるようになっています。
【購入価格と仕様について】
僕はアマゾンで1245円で購入しました。(2022年1月23日時点)
日本メーカー製としては安価なイヤホンです。
このイヤホン「ATJ-C505 BL」の仕様は以下の通りとなっています。
イヤホンの細かな仕様についてはわからないのですが「搭載されているダイナミックドライバーが大きいなぁ。」という印象です。
【音質や使用感について】
肝心な音質について述べさせてもらいます。
低音は、パッケージに書いてある通り主張はしてくるけれど、締りがあって他の音を邪魔しないレベルの主張だと感じました。
中高音は、少しシャカシャカ感もあって鳴らし切れていない音がある感じ。
インナーイヤー型のAirPodsに比べてチープな音が混じっているように聞こえました。
音質としては、この「ATJ-C505 BL」よりも「ATH-M20x」の方がフラットで幅広い帯域の音がなっているように感じ、断然「ATH-M20x」の方が良いです。
・・・とは言っても、低音の強調がいき過ぎていないので動画編集での使用も問題無さそうな音質で安心しました。
この価格なので音の解像度が高いというわけではないですが、ある程度の分離感は感じられます。
使用感に関しましては至って普通の有線イヤホンです。
3.5㎜イヤホンジャックに刺すだけで音を聞くことができますw
余計なパーツが付いておらず音質よりも装着を重視して購入した僕にとっては良イヤホンでした。
【まとめ】
日本メーカー製とはいえ安価なモデルのため音質が良い訳ではありません。
しかし、現在はカナル型が主流でインナーイヤー型はモデル数が少ない中で、シンプルで見た目も良いインナーイヤー型イヤホンを探している方にはピッタリなイヤホンだと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!
それでは良いガジェットライフをっ!!
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